「何故かフロアマットから異臭がする」 「洗車はするけど内装の掃除は手を付けたことがない」 「マットの洗い方がわからない」
初心者から車好きまで悩むことが多いですが、コツを押さえれば「誰でも簡単にお手入れが可能」なので安心して行えます。
この記事では、約3年新車からの清潔を維持してきた僕から伝えるフロアマットの清潔を保った方法や注意点を紹介していきます。
車を買い替えたばかりや汚れも見えずらい事から放置されることが多く気づいたのが遅かったと思う方でも簡単に行う事ができるので悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
フロアマットをお手入れする理由は雑菌繁殖予防
車内に必須のアイテムであるフロアマットですが日々のお手入れがかなり重要です。また、洗車の頻度が多い方は同時に車内清掃も行うと常に清潔を維持することが出来ます。
お手入れする理由は主に雑菌を抑えるため
フロアマットの雑菌が繫殖する理由は様々な要因があり、放置するとフンや死骸を吸い込むことが原因となりダニアレルギーの発症を高めてしまいます。
ダニアレルギーは、アトピー性皮膚炎や気管支喘息など数多くの症状を発生させたりダニによるハウスダストのアレルギー性鼻炎を引き起こす危険性があります。
靴に砂や泥、水分が付着したまま車内に乗り込んだり悪天候により雨が降っていることでマットが湿気をまとうのでダニの好む環境となり結果として繁殖を招いてしまう事になります。
お手入れする理由は食べ物の異臭の防止
2つ目の理由として食べ物のカスによる異臭が挙げられます。車内で飲食を行い落としてしまっている経験は誰しも一度は経験する出来事だと思います。
そのまま放置していたり取り残しがあると車内で腐るので日が経つにつれて悪臭を放っていきます。特に、夏場や濃色車は車内が暑くなりやすいため注意が必要です。
また、食べ物だけの要因で異臭が出るのではなく上記でも紹介したダニや悪天候による雨で発生する場合もあり様々です。
車内フロアマットおすすめの洗い方は洗剤を使用する
続いて汚れたフロアマット洗浄のやり方と手順を解説していきます。始めに、フロアマットを車内から取り出す際の注意点はズレ防止の固定がされていないか確認しましょう。
固定されているのは運転席だけの場合が多いですが車種によって後部座席にも使用されている場合があり、知らずに無理して剥がそうとすると部品の破損や怪我のリスクがあるので洗浄の前に必ず確認を行いましょう。
- 砂・泥・ホコリを落とす
- 表裏しっかり水洗い
- 洗剤を活用して更に汚れを落とす
- すすぎ
- 日光による乾燥
砂・泥・ホコリを落とす
掃除機で吸引や地面に打ち付けたり布団たたきを用いて叩きホコリや砂をできるだけ落とすことを心掛けて行いましょう。始めに外部的な汚れをどれだけ落とし切れているかで残りの工程が楽になったり最後の仕上がりが決まります。
掃除機のみで収まらず叩きつけたりする場合は、砂ぼこりが非常に舞うので周囲の住宅や洗濯物に気を配りながら行う必要があります。これに伴い、自身に汚れが目に入ったり吸い込む場合もあるので保護具を着用して作業することをおすすめします。
表裏しっかり水洗い
表面に付着している汚れを水洗いによって落としますが、頑固や毛の奥に入り込んでしまっている場合は水圧を上げたりタワシ等の道具を併用しながら取り除きましょう。
この時も、水が跳ねて目に入ることがあるので保護具を着用することで怪我のリスクを下げます。
洗剤を活用して更に汚れを落とす
水洗いで取りきれなかった汚れや臭いがある恐れもあるので洗剤を活用しましょう。洗剤は、表面上だけではなく生地内の汚れも浮かすことが出来ます。
洗車用品にメーカーが専用で出している製品もありますのでコストは掛かりますがプラスで使用するとより綺麗になったり殺菌効果のあるタイプだと菌も同時に死滅することが可能です
すすぎ
洗剤使用後は十分に洗い洗剤と汚れを落としましょう。この作業が不十分だとカビや臭いが発生するのでしっかり洗い切りましょう。
日光による乾燥
最後は濡れたフロアマットの乾燥になりますが1日中日陰になりにくい所で干すのが良いでしょう。カラカラの状態でないとカビや湿気が発生するため車内に入れることができません。
しっかりと干すことができればダニを死滅させることができるだけでなく臭いも大幅に削減することができます。
タイミングが悪く1日では乾かない場合もありますが、この場合はエアブロワー等を使用して物理的に乾かす方法か代用フロアマットを用意しましょう。
車用フロアマット洗う際の注意点
洗う際の注意点が3つあり意識して行うとミスが減ったり繁殖しやすい雑菌も抑えることができます。
- フロアマット洗浄は天候が優れた晴れの日のみ
- 洗剤の種類は粉末タイプではなく液体タイプを使用する
- 洗濯機は使用しない
フロアマット洗浄は天候が優れた晴れの日のみ
フロアマットを洗う際は天気や気温が重要で、晴れていないと乾燥時間を通常の倍掛かってしまったり生乾きなまま状態になり菌やカビの繁殖を促してしまいます。
時間を掛けて綺麗にても最後の最後で失敗してしまっては作業の無駄になってしまうの天候の優れた日を心掛けましょう。
日中気温が低い冬場は日光に照らされていても時間が掛かるので場合によって予備を準備しておくと良いでしょう。
洗剤の種類は粉末タイプではなく液体タイプを使用する
粉末タイプが厳禁な理由として、粉末は冷たい水に溶けきることが難しくマットの毛と毛の間に挟まり残留してしまう場合があります。
残留した粉は、臭いの原因であったり黒色のマットであれば白く見えてしまうので逆に汚れて見える印象を受けることもあるので使用はなるべく避けましょう。
万が一、使用しなければならない状況であれば直接マットに掛けるのではなく別の容器で粉末を溶かしてから行うと残留を減らすことができます。
洗濯機は使用しない
フロアマットの汚れ度合いに関わらず自宅やコインランドリー等の洗濯機を使用して洗うのは厳禁で、石や砂が機械の内部に入りこみ故障させたり詰まりの原因となるので避けましょう。
コインランドリー等の施設は店舗によって車用フロアマットの洗濯が禁止と張り紙がされていることもありますので注意しましょう。
洗う環境が無い方はガソリンスタンドを活用すると良いでしょう。無料から100円で使用することができたり、機械の種類によって洗いから乾燥まで一括して済ませてくれるタイプもあります。
専門店に依頼することも視野いれる
フロアマットをしっかり綺麗に洗う場合はどうしても時間が掛かってしまったり手間を増やしたくない、初心者で不安な方はオートバックスやガソリンスタンドでも車内清掃プランがある店舗もありますので活用すると良いでしょう。
フロアマット以外にもダッシュボードや座席シートなど車内丸ごとクリーニングしてくれるプランも用意されている場合もあるのでより清潔でキレイにすることも出来ます。
業者はプロなので洗車から清掃まであらゆる情報と知識を持っているのでわからないことがあれば聞くことができるのも良い点です。
オートバックスの価格帯は、簡易的な掃除であれば550円から隅々まで綺麗にする44000円と幅広い設定になっているので自分が目指す結果を元に決めましょう。
普段から足元も綺麗を意識
今回は、「フロアマットの洗い方や注意点」について紹介しました。普段から意識して掃除を心掛けるだけで車内の空気は清潔で、雑菌も発生しにくい状態にすることができるので普段の洗車とセットで行ってみてください。
以下のリンクではこれからキレイを目指す方にピッタリの情報も記載されているので是非チェックしてみてください。
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