「車内の床が砂や泥まみれで汚れている」
「車に扱いやすい掃除機を使いたい」
洗車に集中していて忘れがちな車内の清掃。初心者でどんな掃除機が適しているのか悩みますが、コツを押さえれば「失敗することなく扱いやすい」製品を選ぶことが出来ます。
今回は、今まで使用してきて「良かった・扱いやすかった掃除機」をランキング形式で紹介します。
車内の床が汚れすぎていたり家庭用の掃除機を使用して扱いにくいと悩んでいる方でも用途に合った製品を使用することで安心して作業をすることができるのでぜひ参考にしてみてください。
車用・小型掃除機を使うメリット
近年、家庭用の掃除機でも大きく変化をしたため家庭内だけではなく車や屋外など様々な場面で活躍できるようになりました。
また、ガソリンスタンドでも設置されている事が多いことからガソリン給油したついでに行う方も増えており、小型掃除機を必要としない風習になりましたが4つのメリットがあるので紹介していきます。
- 小型で取り回しやすい
- 車内に置いても邪魔になりにくい
- 家庭用と分けることで気づいた時にサッと掃除ができる
- バッテリータイプや充電タイプは配線が無く作業効率向上
小型で取り回しやすい
小型で車用に設計された掃除機は軽量やコンパクトを強みにしており作業がしやすいです。
その為、狭い箇所をスピーディーに行えたりコンパクトさが車に接触するリスクを軽減し楽に取り扱う事ができます。
車内に置いても邪魔になりにくい
家庭用掃除機は作業姿勢や吸引力が優れていたり広い面は時間短縮に繋がりますが、掃除機のサイズが大きく場所を取るので車内での管理は不向きです。
小型掃除機は、一つ例を挙げると全長約40㎝で500gとコンパクトに軽量化されたモデルもあります。このため女性ユーザーでも簡単で楽に扱う事ができたり車内の隅に置く事ができる為、保管をするのに邪魔になりにくい特徴があります。
家庭用と分けることで気づいた時にサッと掃除ができる
これまで使用した家庭用の掃除機を車内清掃で扱う場合は都度移動させる手間があったり、基本的にサイズが大きい事から隙間の汚れやボデーに接触しないか気にする必要があり、作業時間が伸びてしまいます。
家庭用と車内用で分けることができればコストは掛かりますが、常時置いていても邪魔にならないサイズ感と汚れたと感じた時や移動先でも時間を問わず気楽に行う事ができます。
バッテリータイプや充電タイプは配線が無く作業効率向上
車内・小型掃除機には、コンセントに差して使用する有線タイプとバッテリーや本体に充電するタイプの2つがあります。
車用であれば細部の汚れもしっかりと吸収できるように作業の効率化を図るため配線を無くしたバッテリーや充電タイプを主としており物に引っかかることを防ぐことができたり足につまずく転倒防止にも繋がります。
車用・小型掃除機の選び方
続いて、目安となる選び方を紹介していきます。
吸引力のチェック
吸収仕事率(W)が高い製品を選ぶ
吸引力の強さをメインに考える場合は、基準として仕事吸引率(W)の高い製品を選択しましょう。仕事吸引率(W)とは、掃除機がどれだけの量の空気を吸い込めるのかWで示した数値で、この数が大きければ空気を吸い込む力が大きいと言うことになります。
ただ、仕事吸引率はクリーナーヘッドなどの付属品を取り付けないで計測を行うので数値が高いから吸収性能も高いとはならないので注意が必要です。目安として覚えておくと良いでしょう。
吸収性能を示すダストピックアップ率で比較する
国際電気標準会議(IEC)で定められている測定の方法で実際にゴミを落とし掃除機で吸い取ることができず残ってしまったゴミの量はどのくらいなのかを測定するものです。
ゴミを吸引した結果が直接その数値として表示されることから、仕事吸引率よりも信ぴょう性の高い情報とされています。国内で表示しているメーカーは少ないですが、海外メーカーでは砂や土が多いと考えられていることから表示していることが多く大手メーカーだとダイソンやミーレが挙げられます。
コードの有無は用途に分けて
コード式
長時間使用する場合はコンセントを挿すコード式を選択すると良いでしょう。
バッテリー切れになる心配もなく満足が出来る仕上がりまで念入りに掃除を行えます。
場合によって、車体の大きい車種は届かなかったり動きづらくなるので延長コード等を使用してみるとスムーズに行えるでしょう。
注意点は余ったコードが周りの物を引っ掛けたりボデーに接触する事があるため扱いには気をつける必要があります。
コードレス式
コンセントを有するコードタイプとは異なり配線類が無くバッテリーを充電しながら繰り返し使用する事ができます。
強みは、配線がなく自由が効きやすい為作業効率が向上したり物に引っ掛ける恐れがなくなるため怪我等のリスク低減にも繋げることが出来ます。
また、コンセント受け口を探す必要が無いので汚れたと気づいた時にサッと掃除することができるのも良い点です。
注意点はバッテリーの充電を事前にしておく必要があります。万が一、忘れてしまうと起動せず使用出来ないことがあります。
本体が軽いもの
座席下やフロアマット周辺、トランク奥などの狭い場所を念入りに清掃したい場合は軽量タイプがおすすめです。
本体の重さがあるほど取り扱いが難しくなってしまいます。無理して持つと体勢を崩す恐れもあるので自身に見合った重さを選択することも重要となります。
騒音になる可能性もある
騒音値や音圧は「dB(デシベル)」で表され、数値が上がれば音も大きくなります。環境庁が定める騒音の基準値は昼間で55dB,夜間は45dB以下です。
うるさいと感じるのは70dBですが、掃除機もこれに相当すると言われています。そのため、風量を弱めるか時間帯を考えて行う必要があります。
音の数値が表記されていても想像と違う場合もあります。実際に足を運び確認したりネットの口コミを参考にしましょう。
集じん方式は3種類
集じん方法は、紙パック式・サイクロン式・フィルター式に分けられます。ランニングコストが掛かる方式もあるので必ずチェックしましょう。
紙パック式
紙パックタイプは手軽な交換と手を汚さずに処分することができます。
設置されているパックを取り外して再び設置するだけで簡単に交換が可能。ホコリが舞うことも少ないのでアレルギー持ちの方でも安心して作業ができます。
サイクロン式
サイクロン式は、サイクロン構造による遠心力でゴミと空気を分離しダストボックスに集めます。紙パック不要やフィルターの目詰まりによる吸引力低下が起こりずらいのがメリットです。
ですが、ゴミ処理時にホコリが舞いやすかったりフィルターのお手入れに手間がかかることがあります。
フィルター式
フィルター式とは、セットした紙パックに吸引したホコリを空気ごと集めるタイプです。
布製のフィルターが付属されていて、これによりフィルターを何度も買い替える必要がなかったり微細なゴミもキャッチできます。
暗い場所にはライト付き
車内での座席下や夜行う際は、暗くてゴミの位置が把握できない事があります。この場合は、ライト付きの掃除機を選択しましょう。
本体に付属しているので照らしてる部分がブレなかったり吸い込む場所も分かるのでしっかり掃除することが可能です。
小型・車用掃除機ランキング
車内清掃に使用できる掃除機を紹介します。特徴も解説しているので参考にしてみて下さい。
第1位 マキタ コードレス掃除機CL107
マキタコードレス掃除機は、4タイプのアタッチメントが付属されており座席下の狭い場所やマットの砂、泥汚れなどを吸収する事ができます。
充電時間はわずか22分で完了、稼働時間は25分できるので万が一バッテリー充電を忘れていても少し待つだけで作業ができます。
紙パック式なので汚れが溜まったら手を汚すことなく素早く交換可能ができます。
第2位 ツインバード掃除機サイクロンスティック型クリーナー2WAY
ツインバード掃除機は軽量1.7kg、仕事吸引率70Wのシンプルでパワフルな掃除機です。
自立式で隅に置けるため幅を取りにくかったりスティック式でもハンディ式でも手元のワンタッチ操作で切り替えられるため用途によって分けることができます。
本体色は白色と黒色の2色展開で、どちらもシンプルで馴染むためデザインの飽きがしにくくどこでも保管しやすいです。
第3位 アイリスオーヤマ ハンディクリーナー 掃除機
アイリスオーヤマハンディクリーナー掃除機は、ハンディタイプ掃除機において最軽量クラスの500gとなっています。
片手間で掃除をしていても手が疲れにくく女性でも作業しやすいです。またコードレスなので、コードの絡みや怪我の恐れがなく安心して使用が可能。
充電方式は専用スタンドに置くだけで充電でき、線やバッテリー交換が必要ないので面倒な作業を省くことでし忘れも防ぐことができます。
ただし、一度に回収できるゴミの容量は少ないため適度に捨てる必要があります。満タンの状態を維持したまま使用し続けると故障の原因になるので注意が必要です。
第4位 IMartineコードレス ハンドクリーナー 小型掃除機
IMartineコードレスハンドクリーナーは、4000Paと8000Paのモーターを搭載しており汚れの具合や場所によって使い分けることであらゆるものを瞬時に吸い取ることができます。
電源スイッチを押すだけで使用ができる簡単操作や隙間ノズル、ロングブラシノズルの2つタイプが付属されて車内だけでなく窓枠やペットの毛、マットなど等の場面で活躍します。
内蔵のフィルターは水洗いをすることで繰り返し利用が可能なのでコスパに優れていますが、お手入れを小まめにする必要があるので使用前にチェックしておくと良いでしょう。
第5位 AZMKOO 掃除機 コードレス サイクロン
AZMKOO掃除機コードレスサイクロンは、380Wブラシレスモーター30000pa吸引力を搭載し高い吸込み仕事率を実現しているので絡みやすい髪の毛や車内のホコリ砂もしっかり除去できます。
サイクロン式で5重濾過システムを採用しているので高速気流でゴミと空気を分離しコンパクトに圧縮するため、ホコリが舞いにくくゴミ捨ても簡単です。
微粉じんを99.97%以上の効率と小さいホコリも吸収するのでキレイな空気を排出できるので安心して使用できます。
付近や夜間に気にする必要がありますが、低騒音化設計で運転音を低減し周りの配慮もされているのでどのタイミングで好きな時に使えるのも良い点です。
車内以外にも家庭でも使用する場合は多機能を選択しましょう。
現在の掃除機には多彩な機能が付いていたり、アタッチメントの種類が豊富で様々な場面で大活躍となります。
軽量タイプや持続時間が長い、集じん方法などマイスタイルに合った掃除機を選ぶ事で楽しく綺麗を維持できるのでチェックしてみてください。
以下の記事では、「車内清掃に役立つ情報」を紹介しているので参考にしてみてください。
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