未塗装樹脂コーティングでムラが出てしまった時の対処方法

コーティング
コーティング外編
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「未塗装樹脂コーティングを施工してムラになってしまった」
「やり方が曖昧なまま作業して失敗してしまった」

コーティング初心者によくある悩みですが、対処の仕方を知れば「綺麗に施工し直す」ことが可能であったり、失敗のリスクを低減することができます。

この記事ではムラになってしまった失敗の原因や手直し方法を紹介します。

対処の方法を知ることで、施工ミスした箇所を治すことができるだけではなく再発防止にも役立てることができるので「未塗装樹脂コーティングのムラ」に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

未塗装樹脂コーティングのムラになる原因

未塗装樹脂パーツにコーティング剤を塗布する事で、白化した箇所を黒い艶に戻す事ができるメンテナンスグッズですが施行方法を間違えたやり方で行うとムラになり印象が悪くなってしまいます。

失敗する原因には主に4つの理由があります。ムラのまま固着してしまうと被膜を剥がすのに時間を要することもありますので、チェックしてみてください。

  • 説明書・手順書を読まない
  • 塗れていない箇所がある
  • 直射日光に照らされた状態
  • 必要な作業を省く

説明書や手順書を読まない

説明書や手順書を読まずにコーティング施工すると「簡単に施工が出来ます」と記載されていても失敗のリスクが高くなりやすいです。

特に、付属品にスポンジやマイクロファイバータオルがある場合は適していますが付属されていないものも中にはあり適応する施工用品以外を使用すると塗布時に傷やムラの原因になりやすいです。

数多くのコーティング剤が出回っていますが、メーカーによって施工方法は異なりますので必ずチェックしましょう。やり方に不安点がある場合は、焦らず購入店やコーティング専門店へのお問い合わせをすると良いでしょう。

塗れていない箇所がある

これまで未塗装樹脂パーツにコーティングをしたことが無く今回が初めての施工という方にありがちなミスでもありますが、液剤を塗ったつもりが実際には塗れていない未施工の箇所があった可能性もあります。

ミスをするとムラになり「取り返しのつかないことになるかも」と緊張してしまうことも少なくありません。その為、結果として塗り忘れに繋がることがあります。

スプレータイプでは塗布する適正距離があり、遠すぎてしまうと広い面にかけてしまうので拭き取りが不十分だとムラや模様のようになりやすくなります。心配な方はスポンジタイプやマイクロファイバータオルに吹きかけてから施工をするのがおすすめです。

直射日光に照らされた状態

コーティング剤の種類によって日光に照らされた状況でも施工可能な場合がありますが、ほとんどは日陰や室内対応のタイプが多いです。日光に当たっている車体は熱をもってしまうので温度が上がり液剤が早く乾ききってしまう恐れがあります。

同じ部位は同じ乾燥時間に近づけないとムラのリスクが高くなるので各パーツを意識しながら施工を行ってみましょう。

適した場所での施工ができない場合は日光が出ていない天気で行うかプロに依頼する選択も良いでしょう。

必要な作業を省く

時間がないからと拭き取りを省いたり、硬化時間を短くしてしまうと表面に密着することができず1日で剥がれてしまったりムラになり印象が悪くなります。

時間を掛けて作業を行っても必要な工程を省くとコーティングが無意味になってしまいますので注意しましょう。

コーティング施工で失敗した時の対処方法

コーティング施工を失敗してしまった対処方法を紹介します。完全硬化すると落とすのが難しくなりますが硬化途中であれば落とせる場合があります。

  • 柔らかい布で拭きあげる
  • 洗車を行う
  • 表面を削り落とす方法
  • メラミンスポンジと洗剤で擦る

柔らかい布で拭きあげる

施工後ムラのまま硬化中であってもマイクロファイバータオル等で拭きあげを行いましょう。

硬化が長時間経過していなければ直せる事があるので初めのうちは樹脂パーツに優しい方法を試してみましょう。メーカーによって直ぐに硬化しないタイプもあるので心配な方は硬化時間を目安に決めてもよいでしょう。

洗車を行う

マイクロファイバータオルで拭きあげを行ってもムラを取り切る事ができなかった場合は洗車も視野に入れて見ましょう。ただ、硬化中に水を当てると跡が残る可能性があるので硬化後に行いましょう。

削ったり表面に衝撃を与えるわけでもないので即効性はなく徐々に落としていく方法です。カーシャンプで洗い続けて様子を伺いながら進めていくと良いでしょう。

表面を削り落とす方法

少しづつ刺激の弱い方法から試していき落ちなければ違う方法を行っていくのがコツです。擦る行為は、表面に刺激を与えるので目立たない箇所からスタートさせましょう。

新品の柔らかいブラシ

コーティング皮膜が薄いタイプであれば柔らかいブラシから試していきましょう。何度も擦る必要はありますが樹脂パーツには優しいので傷を付けるリスクを減少することができます。

力を入れて強く擦れば硬いヘッド部が接触し傷を付けてしまったり、中古のブラシを使用すると汚れ付着やブラシ先端が固くなっていることがあるので使用するブラシは新品の柔らかいものを選択しましょう。

新品の硬いブラシ

柔らかいブラシで被膜を落とすことが出来ない場合は、硬めのブラシを使用して見ましょう。

硬いブラシは未塗装樹脂パーツにも塗装部にも与えるダメージが増すので絶対に初めから力を入れて擦らないようにして状態を見ながら作業を着実に進めていきましょう。

ブラシを当てたくない箇所が近くにある場合は、マスキングテープを活用して先に養生しておくとミスを減らすことができます。

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メラミンスポンジと洗剤で擦る

他にもメラミンスポンジで削る方法があり、カーシャンプーには汚れを落とす成分が配合されているので併用して擦ってみると効率よく行えるので試してみてください。

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初心者にもおすすめのコーティング剤2選

コーティング初心者や施行ミスをしてしまった方にオススメの失敗しにくい未塗装樹脂コーティングを紹介します。

PRO GRIT ガラス系コーティング剤 TP-801H

容量200ml 中型車10台分
付属品マイクロファイバークロス・施工マニュアル
用途塗装・樹脂パーツ・金属
持続性6ヶ月

UV軽減リボルト ガラスコーティング剤 プロ仕様

容量150ml セダン約7台 ミニバン・SUV約6台
付属品マイクロファイバークロス1枚・使用説明書
用途塗装・樹脂パーツ
持続性6ヵ月

修復よりもムラを出さないためにが重要

今回は「未塗装樹脂コーティングのムラの直し方」について解説しました。ムラの修復方法も大事ですが、「ムラを出さないために」が重要です。

以下の記事では、「冬季の洗車に悩まされる寒さを和らげるグッズ」を紹介しているので、こちらの記事も合わせて読んでみてください。

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未塗装樹脂コーティング以外にも、撥水性や親水性コーティングの施工もおすすめです。以下の記事は、「コーティング」を発揮できる箇所や初心者でも扱いやすい製品など解説しているので、「コーティングをしてより綺麗に車を見せたい!」という方は、こちらもぜひチェックしてみてください。

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