「コードが有りと無しではどう違う?」
「扱いやすいブロワーが知りたい」
「ブランドが意外と多くて分からない。」
これまで洗車ユーザーはクロスや大判タオル等が主流の考え方でしたが近年ではキズが付きにくく作業性が良いとブロワーを使用する方が増えている洗車アイテムです。
ブロワーは主に充電式と有線式の2種類ありますがこの記事では充電式を紹介していきます。
初めて使用する方でも注意点や使い方を身に付けることでミスを減らす事が出来るので最後までチェックしてみて下さい!
すぐに知りたい・迷ってしまう方に向けてコレを購入すれば間違いなしの充電式ブロワーを紹介します。「マキタ 充電式ブロワ 18V3Ah バッテリ・充電器付」がおすすめです。
→マキタは主に電動工具・園芸用機器・エア工具などを製造する日本の大手総合電動工具メーカーです。独自の製品開発も行い業界をリードする確立した技術を持っています。
最大風量が以前のモデルと比べて23%向上している為より水滴を吹き飛ばすことができたり調節が可能なので様々な場面で活躍してくれます。
洗車でブロワーを使用するメリットとデメリット
使用する方が多くなってきている現状ですが良い点とイマイチな点も見られるので紹介します。
ブロワー使用によるメリット
- ボデーに触れなくても良いので傷を防ぐことができる
- 一度に広範囲の水滴を吹き飛ばすので時間短縮ができる
- 手やクロスなどが届きにくい箇所も水滴を飛ばすことができる
- マイクロファイバークロス等の繊維が付着しない
触れなくても良いので傷を防ぐ
ブロワーは、物理的に拭き取りを行うクロスとは異なり送風により水滴を飛ばすことができるので傷を大幅に軽減することができます。
クロスやタオルは一度でも地面に落とすと砂や石が絡み合い拭き取りで傷を付けてしまう事があるため落とした際はなるべく使用しない方がよく気にして洗車を行わないといけないですがブロワーであれば風を送るため気楽に行う事ができます。
広範囲の水滴を吹き飛ばすので時間短縮
扱う種類で異なりますが、広範囲に風を吹けられるので時間を短縮して作業を進めることができます。このためウォータースポットや水垢の付着を減らすことができるのも良い点です。
ブロワーを行った後でも水滴が付着していることがありますがクロス等で優しく乾拭きをして上げる事で綺麗な仕上がりになります。
こちらの記事では水滴をしっかり吸着するおすすめクロスを紹介しているのでチェックしてみてください。
届きにくい箇所も水滴を飛ばす
車には手の届きにくい箇所が多数存在し、例えばドアのヒンジ部分やライトの隙間、ホイールなどがあります。
無理をしてクロスで拭き上げを行うと変に力が加わり塗装面やガラスに傷をつけてしまったり指を挟み怪我をする恐れ、ドアが急に開いて隣のものと接触するなど危険性があることから決して無理をしないような作業をすることを心掛けましょう。
繊維が付着しない
タオルやクロスを使用するとどうしても繊維が車に付着してしまいます。汚れが付いているように見えたりボデーに固着してしまう可能性があります。
特に、新品の状態は繊維が抜けやすいので一度洗ってから洗車に活用するのが良いでしょう。
ブロワー使用によるデメリット
- 条件の良いものは価格が高くなるためコスパが悪い
- 使用時間が制限されることがある
- 本体が重く疲れてしまう事がある
- 配線が車に接触し傷がついてしまう可能性も
価格が高くなるためコスパが悪い
風量の調節が可能・アタッチメント付属・多目的使用が可能・高効率モーターなど多種多様にあり、必要な機能が搭載されているほど価格は高くなってしまいます。
プライベートブランドや搭載されている機能が少ないとコスパを抑えることができる場合があるので必要な機能が何かを確認してみましょう。
使用時間が制限
有線式のブロワーはコンセントに繋ぐので使用時間が制限されることが無いですが、充電式・バッテリータイプは使用時間を気にする必要があります。
連続使用時間が風量(強)で約15分と短いブロワーもあるので時間を掛けて水滴を吹き飛ばしている方には物足りない事があるのでクロスを同時使いするかバッテリーの予備を準備しておく必要があります。
本体が重く疲れてしまう
充電式と有線式では異なりますが本体質量が約2㎏あるので長時間作業や体勢の良くない状態で続けると作業負荷が上がってしまいます。無理をして行うと怪我の恐れがあるので注意しましょう。
こちらの記事では車高が高くて届かない場合に役に立つ脚立を紹介しているので是非チェックしてみてください。
配線が車に接触
有線式ブロワーは使用時コンセントに繋がっている状態なので遊びの配線がボデーにカチャカチャと接触する事があります。
特に、黒色などのシビアな塗装は傷が目立ちやすいので気付かないうちに擦り傷になっていることがあるので作業時は意識して注意する必要があります。
実体験ですが、コードタイプを使用している時にタイヤに配線が引っ掛かっていることに気が付かず無理やり引っ張ったことでボデーに勢い良く接触しました。目立つ傷に発展した為、常に確認することが必要です。無理な行動は避けて行いましょう。
充電式と有線式は何が違う?ブロワーの選び方
バッテリーの持ち時間
洗車を手軽に終えたい方もいれば隅まで丁寧に仕上げたい方など様々やり方はありますが、そこで一番気になるのがバッテリーの持ち時間だと思います。
普通車に乾かすのに必要な時間は平均15分から20分なので最低使用時間が20分以上あるものが望ましいです。途中でバッテリー切れになると水滴が放置されてホコリ付着や水アカになってしまいます。
電源(V) | 1充電使用時間 |
---|---|
18v | [強]13分[中]30分[弱]80分 |
14.4v | [強]11分[中]25分[弱]70分 |
10.8v | [強]8分[中]20分[弱]45分 |
風の強さ(風量)
風の強さは風量(㎥/min)と風速(m/s)によって表されます。風量は放出される空気の量で、風速は放出する空気のスピードです。数値が高いとそれだけの量とスピードが比例してくるので水滴を飛ばすことができます。
また風速20m/s以上で水滴を遠くに飛ばすことができるので基準として考え、数値の低すぎない機種がおすすめです。
電源(V) | 風量(㎥/min) | 風速(m/s) |
---|---|---|
18v | 0~3.2 | 0~98 |
14.4v | 0~3.1 | 0~96 |
10.8v | 0~2.6 | 0~75 |
風量調整が可能なものであれば、その環境に適したレベルの音に対応が出来るので住宅街や夜間帯で求められる音も柔軟に変化できます。
静音タイプの音量を抑えたモデルもあるのでモーター音が気になる方はこちらもチェックしてみると良いでしょう。
本体の大きさ(効率)
基本的に片手で持つことが出来る重量にはなりますが、ブロワー本体のサイズが大きくなれば効率や作業スピードの減少、キズのリスクが上がってしまいます。平均男性の楽に持てる重さが約2㎏と言われているのでなるべく軽いものを選びましょう。
洗車をメインに使用する場合はサイズもしっかりと確認して支障が出ないかをイメージすると失敗を防ぐ事ができます。
ルーフなど高い位置や片手で行いたい時などに活躍するのがスイッチ固定ボタンです。ボタンを押すことで連続起動の状態になるので状態によって使い分けると良いでしょう。
洗車 ブロワーの使い方と注意点
ブロワーの使い方
ルーフから足回りにかけて上から下を意識した動きが大切です。真ん中や下から進めてしまうと上部に残っていた水滴が垂れてきたり地面のホコリを巻き上げてしまいボデーが汚れる原因になります。
細かい箇所などのドアノブや隙間、給油口は覆っているものは開きしっかりと中まで風がいきわたるようにすると汚れが付着しずらくなったり水滴が垂れてくるのを防ぐことができます。
充電式ブロワーおすすめ5選
今回は、充電式に絞ってブロワーを紹介していきます。実際に使用して良かった物や高評価のものを主に上げていきますので参考にしてみてください。
マキタ(Makita) 充電式ブロワー 18V バッテリ・充電器別売
型式 | UB185DZ 18V |
重量(バッテリー有) | 1.8㎏ |
充電時間 | 【実用】17分 【フル】22分 |
特徴 | 風量調節/ダストバック/集塵機能 |
最大風速 風量 | 【風量】3.2(㎥/min)【風速】98(m/s) |
使用時間目安 | 【強】13分【中】30分【小】80分 |
マキタ充電式ブロワーは、手元の三段階ダイヤルによって風量調節が行えるため夜間や住宅街など音量が気になる場面や水滴を吹き飛ばす箇所によって使い分けることができます。風速も高めに設定されていることから細かい所も十分に飛ばすことができます。
洗車以外の機能として集じんも可能なので家庭内や外回りの清掃時でも活躍してくれます。
これまでにマキタ製品を購入したことがある場合は負担が少ないですが、これからの方はバッテリーと専用充電器も購入する必要が出てくることからコスパの面では良くない点もあります。
HiKOKI(ハイコーキ) 充電式ブロワー36V 蓄電池・充電器別売り
型式 | RB36DB 36V |
重量(バッテリー有) | 1.4kg |
充電時間 | ー |
特徴 | クラス最小・最軽量/低騒音・低振動/風量調節 |
最大風速 風量 | 【風量】1.2(㎥/min)【風速】102(m/s) |
使用時間目安 | 【強】12分【中】40分【弱】70分 |
ハイコーキ充電式ブロワーは、使いやすさの向上を図るため最軽量化0.7㎏とモーターの出っ張りを無くしたスリム形状になっていて持ち運びや作業がしやすくなっています。
特許により独自の構造であるハンドル内を風路として利用し、ファンと風窓を離すことで低騒音を実現。他には無いため魅力な点とも言えます。
Bosch(ボッシュ) 18V 充電式ブロワー バッテリー・充電器別売り
型式 | GBL18V-120H |
重量(バッテリー有) | 1.4kg |
充電時間 | ー |
特徴 | アクセサリー付属/バランス設計/風量調整 |
最大風速 風量 | 【風量】120(㎥/min)【風速】270(m/s) |
使用時間目安 | 【強】5分【弱】9分 |
ボッシュ充電式ブロワーは、現場を想定しているので非常にパワフルで広範囲を吹き飛ばすことができます。
また、アタッチメントが3種類付属していて多種多様な使い方が出来るので作業効率が上がったり、洗車以外での屋外掃除などにも活躍してくれます。
VANKO 充電式ブロワー マキタ 18v バッテリー 専用
型式 | YN-8010 |
重量(バッテリー有) | 1.2kg |
充電時間 | ー |
特徴 | 軽量化/集塵機能/高耐久モータ―/風量調整 |
最大風速 風量 | 【風量】2.6(㎥/min)【風速】ー(m/s) |
使用時間目安 | ー |
VANKO充電式ブロワーは、高耐久モーターを採用しており強力な動力、安定した出力、高効率的な作業を実現しているため純正品と変わらない使用感を得ることができます。
バッテリ―はマキタ純正製品を扱っており安心感を得られたり以前から持っている方もいる為バッテリーを新たに購入することが無くコスパを抑えることも出来ます。集じん機能は付属のダストバッグを活用すると良いでしょう。
KIMO 充電式ブロワー
型式 | QM-6001 |
重量(バッテリー有) | 1.2kg |
充電時間 | 150分~200分 |
特徴 | 本体充電器/2A電池/ノズル/ダストバッグ/延長チューブ |
最大風速 風量 | 【風量】2.6(㎥/min)【風速】240(m/s) |
使用時間目安 | 20分 |
KIMO充電式ブロアーは、世界累計台数300万台を突破しており多くの洗車ユーザーが使用しています。また、バッテリーが2個付属していたり洗車や車内清掃に欠かせないアタッチメントやアウトドア、DIY等にも活躍するセットになっています。
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