こんにちは。kuruma-blogを運営しているrikuです。
ここ最近で、ガラスコーティングが簡単施行できると話題の日本ライティング「シラザン50」を愛車に施行してみました!
良いクチコミが多数ある中で気になっていた矢先、製品を送って頂けることになりましたので試して効果を共感できればと思います。
・施行時間はどのぐらい削減された?
・初心者でも楽にミスなくできる?
・施行に対する体の負担は?
・艶や撥水性の具合は?
ガラスコーティング「シラザン50」の性能をレビュー
5つの項目に分けて性能を見ていきます。
製品デザイン
(上段)専用メンテナンス剤
(下段左)撥水/滑水復活キット
(下段右)コーティング剤・効果促進剤
ゼウスクリア シラザン50専用メンテナンス剤
ガラスコーティングシラザン50を施工後に使用するメンテナンス剤となっており、車の保護と表面の艶や光沢を復活させることができます。
生活する上で人間が見える事は少ないですが、外気は油分を含んだ排気ガスや工場の排ガス等によって汚れていることからコーティング効果を徐々に低下させていきます。
この時に、メンテナンス剤を活用することでガラスコーティング上に犠牲被膜を形成するので撥水/滑水、防汚効果を発揮し保護することができる製品です。
※ガラスコーティングに被せる形になるため撥水/滑水効果は若干落ちてしまいます。タイミング目安は2パターンあるため下記にて説明していきます。
ゼウスクリア シラザン50専用撥水/滑水復活キット
イオンデポジットクリーナー
下地処理工程で洗車で取ることが難しい固着した汚れ・雨ジミ・イオンデポジットを除去することができるクリーナーです。配合されたナノ粒子によって除去が可能になっておりコンパウンドよりも小さいので層に傷を付けることがないです。
撥水/滑水復活剤
施工したポリシラザン層と化学結合し撥水/滑水を復活させることができます。コーティング施工後しっかり硬化されていても何もしなければ徐々に性能が低下していきます。復活剤は、ダメージを受けた層を修復することができる製品です。
ガラスコーティング シラザン50
シラザン50の最大の特徴は、最高峰の効果を持つポリシラザン系を使用し、本格的なガラスコーティングをスプレーで簡単に施工ができるところ。
従来のスポンジによる塗り込みは約2時間必要ですが、スプレー式になったことで手軽にワンプッシュで広い面の施行が可能になりました。
所要時間は約30分と時短になり施工する負担を大幅に削減することができるようになりました。
また、塗装面だけではなく車まるごと一本で施工することができる特徴もあります。
ガラス | フロント・リア・フロントベンチ・フロントドア リアドア・リアクオーター・リアベンチ・サンルーフ |
樹脂 | ピラー・ワイパー・モール等 |
ボディ | ボンネット・バンパー・フェンダー・ドア等 |
ライト | ヘッド・フォグ・テール・アクセサリー等 |
メッキ | グリル・エンブレム・エアロ |
ドアミラー | |
ホイール | |
マフラー |
効果・機能
効果
- 驚異的な撥水/滑水
- 3年以上耐久
- 抜群の防汚性
- 深い艶
機能
- 30分で施工可能
- ガラスにも施工できる
- 洗車後の拭き上げが簡単
- 高密度の膜を形成
価格
〇メンテナンス剤 3,850円(税込)
〇撥水/滑水 復活キット 6,800円(税込)
〇ガラスコーティング剤 通常価格:11,000円(税込)
※20%セールも開催されます。
ガラスコーティング「シラザン50」のメリット・デメリット
シラザン50を施工することでのメリットやデメリットを紹介していきます。
メリット
スプレー化により施工スピードが向上し時短と楽に
先述しましたが、シラザン50の強みは最高峰の効果を簡易的に時短で施工ができるところ。従来はスポンジ塗布による施工が一般的でしたが、ムラになりやすく施工時間は2時間以上掛かることもあり上級者向けのアイテムでした。
シラザン50は、付属マイクロファイバークロスか直接吹きかけることで施工できる手軽さがあり一台丸ごと行うのに約30分。液剤は伸びるため軽い力で拭き上げられて難しかったガラスコーティングは初心者でも簡単に行う事ができます。
車全体を丸ごとこれ一本で
ガラスコーティングと聞くと塗装された部分だけだとイメージする方は多いと思います。実際に従来のコーティング剤は塗装部のみの製品が流通していてガラスやメッキ、ライト等は液剤を分けて施工する必要があったため手間とお金が高くつく事がありました。
ほぼ全てのパーツの施工が可能になったこの製品は、一本手にすれば均一に撥水/滑水効果を実現し専用液剤に負けない性能もあります。
※ただ、タイヤは施工することができないので注意が必要です。
一般コーティング剤と比べて膜密度は10倍以上
コーティングには膜密度が関係しており種類によって密度は大きく変わります。膜密度の低いコーティング剤は被膜との間に隙間があり付着した汚れが奥まで浸透して簡単に取れなくなることがあります。
ポリシラザンを使用したシラザン50は、通常のコーティング剤と比較して10倍から数十倍の高膜密度を実現しており被膜が密着し防汚性に優れた特性があります。被膜表面の凹凸が少ないほど深い艶と耐久性、手触りの良さを得ることができます。
完全硬化するのに約1ヶ月ですが、乾燥・硬化は2時間で完了するので汚れの付着も最小限に抑えられます。
デメリット
コーティング初心者にも優しく、様々な効果を一度に得られる特徴はありますがそれに伴うデメリットもあります。
気軽に購入できるほど安価ではない
店頭に並んでいる簡易的なガラス系コーティングやポリマーコーティングは1000円から高くても4000円と手が届きやすく気軽に始められますが、ガラスコーティングであるシラザン50は金額の値が張っていることから悩んでしまう事も。
ただ、同種のガラスコーティングと比較すると高すぎるわけではないので簡易コーティングから卒業し、本格的なタイプを施工したい方はおすすめです。
施工する日を考える必要がある
シラザン50を施工後、被膜の乾燥・面硬化には2時間必要とされています。硬化途中で液剤が水に触れてしまうと、ムラ・白く変色する恐れがあり失敗に繋がるため事前にしっかりと天気を確認しておく必要があります。
屋内で施工できる状況であっても濡れてしまう恐れが考えられる場合は、ミスを最小限に減らすため雨天時の施工は中止がおすすめです。
ガラスコーティング「シラザン50」に関する口コミ
ガラスコーティングシラザン50の評判や口コミを確認してみました。
各種サイトの口コミ
Twitterの評判・口コミ・評価
Twitterでの評判と口コミを確認しましたが、目立った悪いコメントはなく総合的に評価は高い基準であることが分かりました。施工1週間から4週間経過後に効果を見るため水を掛けてもしっかり性能を発揮しているコメントが多数ありました。
中には、撥水/滑水能力が低下してしまった方もいらっしゃいましたが、原因は雨や黄砂等の汚れによるもの。同じ現象が起こってしまった場合は、水洗い洗車を行い汚れを取ってあげましょう。
各ECサイトの評価
Amazon 4.56★★★★★
楽天市場 4.70★★★★★
Yahooショッピング 4.78★★★★★
ガラスコーティング「シラザン50」実際に使った感想・所感
実際に僕が話題のシラザン50を愛車に施工してみて感じたことをお伝えします。
- 液剤の伸びが良いためスムーズでムラも少ない
- 施工から時間が経つにつれて艶と光沢が上がっている
- 対応パーツが多いため液剤の使用量を考えながら行う事が必要
液剤の伸びが良いためスムーズでムラも少ない
コーティング剤がサラサラとしているので、乾拭き時でも隅まで伸ばしやすく施工したい箇所まで行き届けることができるため施工できていないところを減らすことができます。
効果を得られやすい分、塗り残しがあると水滴の弾き方に一目でわかる違いが起こるため雨天時で効果のムラが印象を悪くしてしまいます。
施工から時間が経つにつれて艶と光沢が上がっている
シラザン50は、最高峰の性能を誇るポリシラザンを配合していたり膜密度が高い特徴から艶、光沢に優れており完全硬化に近づいていくほど効果を実感しました。また、汚れも付きづらいので綺麗を維持できるのも良い点です。
対応パーツが多いため液剤の使用量を考えながら行う事が必要
シラザン50は、施工したい車によってサイズが異なっており、50㎜から70㎜となっています。おおむね対応サイズで間違いはないですが使用できる箇所が多く、細かい所までしっかりと吹きかけると液剤が足りなくなる恐れがあります。
また、必要以上にプッシュしても液剤不足が考えられるため適量を心掛けることが必要です。
施工したい箇所を購入前に決めてサイズを変更したり、優先順位を決めておくことで途中でなくなるリスクを減らすことができるのでぜひ参考にしてみてください。
ガラスコーティング「シラザン50」使用方法
それでは、ガラスコーティングと関連製品シラザン50の使用方法を写真や動画も含めて解説してきます。
冒頭でもお伝えしましたが、ボックスを開封するとこちらの3種類が同封されていました。メンテナンス剤や撥水/滑水復活剤は、コーティング施工後に使用していく製品なので今回は使用しません。
使用前の状態
汚れがとても見えずらいです申し訳ございません。普段から、こまめな洗車を行っていることから目立ちにくい現状ではありますが撥水効果もバラバラで深い艶はない状態になっています。
こちらからの箱から開封していきます。使用するのは、撥水/滑水やWAX成分が含まれない専用シャンプーとイオンデポジットクリーナです。
STEP1 専用シャンプーで汚れを落とす
専用カーシャンプーは、成分なしの汚れのみを落とせる製品で20倍希釈にして薄めて使用します。
専用シャンプーで洗っている時に、鉄粉を見つけ次第その都度取って行きましょう。僕の場合は、スポンジタイプの鉄粉除去を使用していますがクリーナーや粘土でも構いません。
表面に鉄粉が刺さっているとコーティングの性能を発揮できない場合があります。
STEP2 水垢やイオンデポジットをクリーナーで落とす
汚れを取り除き次に行うのは、表面上に付着する水垢やイオンデポジットをクリーナーを使用して無くしていきましょう。
また、イオンデポジットクリーナーは今までに使用してきたカーシャンプーの撥水性能なども落とす事が可能なので下地をしっかり仕上げたい時に活躍します。
クリーナー前と後の比較動画になります。以前から撥水性の簡易コーティングを施行していたこともあり左面は効果が出ていますが右面はベタっと親水状態であることが分かります。
STEP2-1
イオンデポジットクリーナー使用後は、もう一度全体を付属するカーシャンプーで洗い流します。
水で洗い流すだけだと、液剤が車に付着したままの状態になり塗装を悪くしたりシミの原因にもなるためしっかりと流して上げましょう。
STEP3 隅まで水滴を落とす
続いて、水滴の拭き取り作業になります。表面はすぐに完了できますが、時間が掛かってしまうのが細かい箇所になります。プリウスではリアドア付近やサイドドアが最後まで水滴が垂れてきました。施工する車によって水滴が残りやすい場所は意識しておくと良いでしょう。
また、手の届きにくい箇所はエアブロワーを使用すると吹き飛ばすことができるので活用してみてください。
STEP4 シラザン50施工していきます。
箱の中には開けてみると計9つの製品が付属されていました。
これだけセットになっているとコーティングを施工するための必要な道具を自分で再度購入する手間が省けるので気楽に始められます。
- ガラスコーティング剤A液
- ガラスクーティング剤B液
- 施工用スプレーボトル
- 洗車用シャンプー
- マイクロファイバークロス
- 施工シール
- 保護マスク
- 保護手袋
- 取扱説明書
ガラスコーティング剤A液とB液を混ぜます。その後、気温が低くかったり冬場は硬化に時間が掛かることがあるため施工する環境によって硬化促進剤を投入しましょう。
よく振ってしっかり混ぜる。
コーティング剤の塗布は、ボディーに直接吹きかける又は付属するマイクロファイバークロスにスプレーする方法の2種類があります。
クロスにスプレー場合は3~4ショット吹きかける。車に直接する場合は、50㎝角あたり4~5ショットを目安に、1部分やパーツ毎に行っていきましょう。
コーティング剤は液剤が柔らかく伸びるので作業が非常にしやすく本格的なガラスコーティングがこんなに簡単に施工できるのとちょっと疑ってしまうほどでした。。
コーティング硬化時間です。
外気温や湿度に関係なく、24時間経過していれば確実です
表面硬化 | 2時間 |
完全硬化 | 1ヶ月 |
乾燥&定着 | 2時間 |
プリウスのボンネットになりますが、背景が鮮明に映る鏡のような反射と深い艶を実感しました。施工後1日経過した画像になりますが完全硬化は1ヶ月、日が経つに連れて表面も変化していくのですごく楽しみです。
全体の映像になりますが不慣れで見にくい箇所がありますがご了承ください。今回は、塗装面・ライト類・ホイール・ガラス面に施工しました。
ずっと見ていたくなるくらい満足する艶がありますが、撥水効果や耐久性もコーティング施工を選ぶ点で大事になるので今後実験をして皆さんに共有していきます。
ゼウスクリア シラザン50メンテナンス剤の目安
冒頭でも触れていますが、撥水/滑水復活キットのセットでメンテナンス剤が付属されておりコーティング剤シラザン50専用のメンテナンス剤を使用することで更に上に犠牲被膜を作ることができる液剤です。
保護効果や艶、光沢を蘇らせることができますが注意点として撥水性は多少落ちてしまいます。
目安は、シラザン50施工後2時間又は、半年後になります。どのコーティング剤で合ってもメンテナンスを行わないと性能は低下していくので意識しておくと良いでしょう。
ガラスコーティングシラザン50施工の向き不向き
シラザン50が向いている人
- 洗車の負担と頻度を減らしたい
- メンテナンス剤について認識しこまめに行う事ができる
- ガラス系コーティングを卒業したい
- 撥水や艶の効果を楽しみたい
4項目に当てはまる方はシラザン50の施工がおすすめです。長く効果を持続するためにはメンテナンス剤をパターンに応じて活用する必要があります。しっかりお手入れをすることで、ガラス系コーティングよりも長く持続と効果が得られるため活用してみてください。
シラザン50が不向きな人
- 自分でコーティング施工がめんどくさいと思う
- 撥水効果に期待しすぎる
- 価格が高いと感じる
3項目に当てはまる方はシラザン50の施工は不向きだと感じます。普段の洗車で精一杯、コーティング施工まで手を付けられないと思う方は途中で中止することができないガラスコーティングはおすすめできないです。また、被膜が水滴を一切付着させないぐらいの効果があると期待をし過ぎてしまうと不満足と感じてしまう場合があります。
スプレー式で簡単施工ができて、ムラのリスクを減らし、最長3年間持続可能ではあるため1万円とやや高価にはなりますがそれ以上の価値はあると思います。
総括
今回は、企業様から良いお話を頂き人気の「ガラスコーティングシラザン50」を実際に使用してみてどうだったのか検証と使用方法を解説しました。
施工後数カ月経って性能に違いはないかやメンテナンス剤を使用してどう変わるのか検証もしていくので次回もご覧いただけると嬉しいです。
以下の記事では、人気記事コーティング剤のおすすめと洗車に役立つ大判タオルを紹介しているので是非合わせて読んでみてください。
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